なぜ予防歯科が大切なの?

現在、ある調査によりますと歯医者で行われている治療の2/3は再治療で、世界中で行われている再治療の総額は年間で1,000億円を超えると言われています。最初は小さな詰め物でも、やり直しを繰り返し、やがて神経を抜いたり、最後には歯そのものを抜いてしまいます。

私達に出来ることは、この悪循環の流れに一人でも多くの人を入れないようにすることであり、既にこの流れの中に入っている人たちに対しても出来るだけその流れを遅くすることだと考えています。

痛みが止まったり、歯に詰め物をしたり、被せたりして元通りに噛めるようになると患者さんは喜んだ顔をされますが、もっと嬉しいのは病気にならない事ではないでしょうか?病気にならないようにする予防こそが本当の医療だと考えています。

今まで歯を削る機械の音に脅えていた方が、歯科衛生士と話をして歯をきれいにしてもらって帰るこの繰り返しになります。同じ治療椅子に座る時でも治療で座るのと予防で座るのでは全然患者さんの態度も違ってきます。

多くの歯をもつ高齢者の方は肌の色つやもよく若々しくて人生に対して前向きな方が多いです。「生涯を通して自分の歯でも何でも噛むことが出来る。」この誰もが望む願いを叶えるには出来るだけ早くから予防のために歯科医院へ継続的に来院されることがとても重要な事です。

PMTCで事前に歯周病、虫歯を予防しよう!

歯科医師、歯科衛生士などの専門家により、さまざまな器具とフッ化物入りペーストを用いてすべての歯面とその周辺のプラーク(歯垢)を除去する方法です。 PMTCをすることによりツルツルに磨かれた歯面はプラーク(歯垢)がつきにくくなります。

PMTCとは?

歯科医師、歯科衛生士などの専門家により、さまざまな器具とフッ化物入りペーストを用いてすべての歯面とその周辺のプラーク(歯垢)を除去する方法です。 PMTCをすることによりツルツルに磨かれた歯面はプラーク(歯垢)がつきにくくなります。つまり、PMTCとはお口の健康維持のための環境作りを目的とした処置なのです。

PMTCはどんな効果があるの?

歯の表面がツルツルして気持ちがいいばかりでなく、プラークに含まれる細菌(バイオフィルム)を落とすことによるむし歯・歯周病予防の効果があります。

PMTCって歯石除去とどう違うの?

歯垢が歯石になってから除去する歯石除去は、バイオフィルムの破壊も目的としておらず、本格的なクリーニングや予防処置ではありません。生きた細菌が多く含まれている古い歯垢を一掃するクリーニング法がPMTCで、むし歯・歯周病の効果的な予防法と言えます。

どのくらいの間隔で行うとよいですか? その方のリスクによって違いますが一般的には3ヶ月に一度の割合で行います。

PMTCだけでむし歯や歯周病は治るの?

PMTCはあくまでケア行為ですから、それだけでは病気は治りません。しかしプロのクリーニングによってお口の中の細菌のレベルが低くなれば、それだけ治療成績も良くなります。

PMTCを行うのに年齢は関係ありますか?

年齢は関係ありません!プロのクリーニングはいつから始めても一定の予防効果が期待できます。間隔を決めて定期的に行うことが大切です。

PMTCって痛くないの?

歯のクリーニング専用に開発された特殊なブラシやゴムのカップなど使うので痛くありません。PMTCの特長は爽快感と快適さにあります。

虫歯・歯周病になりにくい3DS(フッ素塗布)

3DSとは、Dental Drug Delivery Systemの略で、ドラッグ・リテーナーと呼ばれるトレー(マウスピース)を用いて、虫歯や歯周病の原因菌に効果のある薬剤を歯の表面に運び、一定時間作用させることにより、虫歯や歯周病を予防する処置です。